⑧専門学校時代ー過食×後悔×謝れず
食事が食べれるようになったら、今までのことが恐くなった。人は食べないと生命を維持できない。当たり前のことに気づいたら、かなりの暴食があった。てか、食べるって幸せ。美味しいものは一杯ある。体重は一気に平均体重を超えて太っていった。でも、過食症とまでは言わないかな。ただのダイエット出来ない人間位かな。とにかく拒食症からの不健康生活に終止符は打たれた。
しかし、あの頃の自分は・・・裏切ってしまった高校の友達に謝りにいけなかった。日が経つに連れてもっと謝りづらくなることが分かってても、実行が出来ずにいた。勝手に裏切って勝手に離れていった自分、今思えばどうしようもなく情けない行動だった。
⑦専門学校時代ー救いの手
体力もなくなり日常生活にも支障が出てきた。学校は夏休みとなり、それで生活が出来ていたというか、倒れずにいれたというか、いっそう、倒れてしまったら解放されるのに・・・
その状況が変化したのは、中学時代の友達だった。私の様子がおかしい事に気付き、何かと電話があったり色んな事に誘って貰った。食事は一人では食べれなかったけど、周囲の人と一緒に居ると食べることが出来た。その友達からの紹介で色んな人と出会えた。
今思えば、かなりのネガティブ思考の自分によく付き合ってくれたと思う。少しこの時の記憶があいまいな部分が多いけど・・・助けて貰ってありがとうm(__)m夏休みというタイミングもよくて色々遊んだなぁ。夏休みが終わってもこまめに連絡をくれてたまに地元に帰り遊んだ。この頃には食事を食べれるようになってきた。むしろ、これまで食べれなかったけど反動か過食が始まった!
⑥専門学校時代ー平和バスター
高校一緒だった友達は仲が良く、男同士って仲良くても、弄ったりからかったりする事ってあるけど、そんな関係だった。そんな感じだから、『彼女作らんと』とか『暇人やね』って発言は高校の時と変わらず、いつもの感じだった。でも、あの時の自分には余裕がなくて、身体中が痛くて苦しくて、それでも時間があれば走り込みをしてた。暇人って発言がどうしても自分の中で許せなかった。相談も出来ず孤立し、辞めてと言えず孤独との闘いだった。勿論、そんな状況を知るよしもない友達はずっと私をからかっていた。
⑤専門学校時代ー拒食症の始まり
1ヶ月で11キロ落ちたが、自分の中で中学のベスト体重にこだわっていた。中学の体重に戻れば身体のキレが戻ると信じ、時間があれば走り込みをしていた。それでも60キロからなかなか落ちなくなり、ご飯も食べず、ウイダーインゼリーが主食となっていた。毎日どころか、数分単位で体重計に乗り、落ちていないか、ウイダーインゼリーを食べてどれだけ太ったか?水分でどれだけ増えたかが気になっていた。気付けば2ヶ月で21キロ落ちた。それでもまだまだ減らず、シャワーを浴びて体重が増える感覚になっていた。食べることが怖く、食べて増えた体重は走り込みで食べる前の体重になるまで走ってた。二の腕やお腹の上辺りの皮膚がカサカサになってきた。身体も痛い。眠れずに風邪薬を睡眠薬がわりに飲む。その量も徐々に増えていった。勿論、そんな状況では体重が落ちても身体は壊れてしまい体力が全くなくなりバスケが出来なくなった。バスケには行かず走り込みだけ続けていた。もう何のために体重を落とそうとしたのか分からなくなり、後には引けず、食事を食べず、走り込みをして風邪薬を飲むという日々の繰り返しだった。
④専門学校時代ー新たな土地で
卒業後、独り暮らしを始め、バスケットをしてるクラブチームを探した。クラブはすぐに見つかった。大学のサークル中心に活動してるクラブに入れて貰えた。ここでは自分の事を知らない人ばかり。同じ中学の友達にあって色々言われる事もなければ、運動辞めて太った自分のコンプレックスを感じることもなかった。
③高校時代
高校は第一希望の公立高校は落ちて私立の高校に入学した。小学校時代から変わったのは身体機能であって勉強は変わらず苦手だ。入学した高校にバスケット部はなかったが、クラブチームから誘われた事は嬉しかった。ただやはり原因不明の吐き気がありバスケットは出来なかった。当時の私はそこまでバスケットがしたいと思ってたわけではなかった。練習もキツかったしやれればバスケしようと思ってた位だった。しかし、私の高校は電車通学で同じ中学の同級生によく駅で遭ってしまう。なんせ、小学校時代イケてなかった自分が中学で変われて、私イコールバスケットが憂鬱になってくる。しかも部活を辞めた自分は食欲は変わらず、みるみる太っていく。でぶっちょになった自分を周りが陰でヒソヒソ話してるのではと人の目が気になる。中学校の同期は私をみるたびに『バスケしよん?』が口癖だ。いつしか電車通学が苦痛になってきた。そんな中、高校のクラスメイトとは3年になる頃には仲良くなり楽しかった。ちょうどPHSが普及した時代で卒業前には学校外でも遊んで楽しかった。就職とか進学とか将来何になりたいとか深く考えず、都会に出ようと専門学校の進学を選んだ。大学に行く頭はなかったからだ。ただ3年間で体重が20キロ以上増えて、中学の友達には会いたくない。高校の友達と居ると楽しいと感じていた。特に仲良かった男6人、女6人の12人グループはあった。その中でも一番仲良かった友達が自分と同じ専門学校に行くことになって嬉しかった。この時は・・・
②小中学校時代
クラスでも足が遅くて、昼休みに『つき鬼』をすればチャイムがなるまでずっと鬼。勉強も出来ないし宿題やってこない。忘れ物多い。教室の自分の机の中には数日前の給食ででたパンがある。言ってみれば、クラスでも嫌われる・からかわれるタイプのイケてない小学生だった。