⑪専門学校卒業→スロプロ生活→世間からのバッシング
それでも卒業は出来た。出席日数が足りるのかとかよく分からないけど、卒業式は参加し卒業出来た。そして実家に戻るのだが、就職していない自分は収入がなくて、またアルバイトだろうが、こんな縦型社会に入りたくないと何も出来なかった。
①生きていくにはお金が必要
②お金を手に入れるには社会に出て働かなければいけない
③社会に出なくてもお金を稼ぐ方法はないのか
その答えが、ギャンブルだった。ギャンブルといえば、一時的には勝つことが出来ても、長い視点で考えると負けるというのが、一般的な考えと思う。しかし、引きこもりにならず、生きていく唯一の術であった自分はそこはきちんと考えてみた。負ける=生きていけない
ここでは詳細は省きますが、パチスロはある程度の知識と技術があれば経験がなくてもギャンブルで勝てるというメドはありました。それで、パチスロでお金を稼ぎ生活するという結論に至りました。
周りからしたら、仕事もしないで遊んで生活してると思われるでしょう。ラクして大金稼いでいる。二十歳過ぎた大人が職にも就いていない。勿論、親からも言われました。
私は、私の嫌いな社会からバッシングを受けました。
当時の私はこう考えていました。
そんなに私は間違ったことをしてるのだろうか?
嫌な社会に媚び売って生きていくことが正しいことなのだろうか?
誰にも言えず相談出来ず、私自身は真っ直ぐな道を、周囲から見たらひねくれた道を歩んでいました。