⑫福祉の道へ
スロプロ生活をしながら、将来の事を考えていた。売上とか気にせずに、一生懸命打ち込める仕事はないだろうか?
海外ボランティア・歯科技工・自営業等色々考えていたが、どれも難しい道のりだった。そんな時に、母親から、どうせ仕事もしないで暇やろって理由で、老人会の運動会のお手伝いをさせられた。初めは乗り気でなかったが、裏表のない、おじいちゃん、おばあちゃんとの会話や手伝いは楽しかった。こういう仕事がしたいと思った。それで自分は福祉の専門学校に入学する事を決意した。まあ親も賛成でもなければ反対もしてないという感じだったろう。私は親の世間体を気にして仕事するのではない。やっと見つけた社会にでれそうな仕事を見つけたのだ。私はその学校の二年間皆勤賞で卒業した。前の学校では登校拒否してたので、絶対に休まないと決めていたのだ。勿論、風邪を引いても学校に行って今思えば迷惑かけた気もする。