①はじめに・・・拒食症と社会不信を経験して

３６歳独身。自分自身、拒食症と社会不信を経験した。拒食症になった事も社会に出られなかった事も今では価値ある経験だったと思う。決して後悔はしていない。後悔は一つだけ。大切な友達を避けて裏切った事。数年前に『あの花』を観て、また考えるようになった。自分自身、あの時のことを振り返ってみようと思う。

 

私は昔の自分に戻りたいと拒食症になった。友達を裏切ったし友達に助けてもらった。その後、縦型社会の嫌な部分を見てしまい、社会が嫌で嫌で、こんな社会に出たくないって思っていた。でも、生きていくにはお金が必要で、お金を手に入れるには社会に出て働く必要がある。この時の自分は、嫌な縦型社会に出ずともお金を稼いで生きていく方法がないか考えていた。その結論が『スロプロ・パチプロ』と言われる術であったし、その選択がさらなる批判を浴びた。いっそう社会が嫌になった。出世争い、利益が全て、世間体。決して自分は働くことが嫌だったわけでもパチンコという娯楽にのめり込んだわけでもギャンブル依存症だったわけでもない。嫌な社会に出ずに生きていく唯一の手段として、パチスロでお金を手に入れていたのだ。パチスロがなければ何十年も引きこもり生活だったのかもしれない。

今の自分はこの経験が糧となっている。間違っていることにハッキリとノーと言える自分でこれからも生きていきたい。

 

・友達を大切にする事

・嫌な社会に飲まれず、きちんと自分の意見を言える

 

この二つ、守れてるかな？